長野市でデザインをしている、おぶせとの石坂です。
補助金についてお話ししたいと思います。
おぶせとでも補助金を活用して、
ご自身のビジネスを円滑に運営しようとしていらっしゃる
中小企業の方のサポートを数多く行っております。
主には、補助金申請のための書類作成や
補助金を活用したwebサイトなどのデザイン制作をしております。
この記事を読まれている方の中にも
・補助金って、よく聞くけど何？
・補助金って、どうしたらいいのかわからない…
・申請書類って難しいんでしょ？
などなど、いろいろなギモンがあるかと思います。
今回は、初級編1として
【補助金とは何か？】についてお話しいたします。
・補助金とは
国や自治体の政策目標を達成するために、
企業や個人事業主の取り組みをサポートするためのお金が交付される制度です。
国の政策に沿った事業者に対して交付されます。
なので融資とは、違います。
たとえば、国がIT導入を進めましょう！と目標を立てました。これが政策目標のことです。
それを受けて、IT導入を考えている事業者に対して、導入でかかった費用の一部が交付されるしくみです。財源は、税金になります。
申請審査に通った事業者のみに交付されます。
全額ではなく、一部になります。
補助金によって、補助率（自己資金と補助金の割合）、上限額（補助金の上限額）が決まっているため、必ずしも事業にかかるすべて経費がもらえるわけではありません。
そして、原則として後払いになります。一旦、経費の立て替えが発生するので、計画的な資金繰りをあらかじめしておく必要があります。
・補助金の種類
さまざまな分野で募集されており、国の代表的な補助金としては、
「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」「ものづくり補助金」等があります。
有名な3つの補助金内容をざっくりとご紹介します。
「小規模事業者持続化補助金」とは
町の小規模の法人や個人事業主さんが地域の商工会議所と一緒に持続的な経営に向けた経営計画を作り、販路拡大や生産性向上などの取り組みを補助する制度です。
たとえば、
音楽教室を個人で運営している方が
オンラインでも授業が行えるように、オンラインシステムを導入したwebサイトを制作するための補助金申請をした事例があります。
「IT導入補助金」とは
中小事業者や個人事業主の方が自社の課題やニーズに合ったITツールの導入を支援する補助金です。
※申請は、登録業社のみ行うことができます。
「IT導入補助金2023」は令和5年3月28日（火）から申請受付開始。
「ものづくり補助金」とは
正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」と呼びます。
生産性向上のために新しいサービス・試作品の開発や、生産プロセスの改善を行う中小企業を支援する制度です。具体的には、設備投資にかかる費用が一部補助されます。
2023年度版の補助金もぞくぞくスタートしています。
おぶせとでは、「小規模事業者持続化補助金」についての無料相談を承っております。
お気軽にご質問などご連絡ください！
この記事を書いた人
石坂 成人（いしざか しげと）
就職氷河期真っ只中だったころ、郵便配達、看板屋、缶ジュースの販売営業などいろんな職業を渡り歩き、最後にたどり着いた先は、印刷会社。インデザイン・組版、自費出版、DTPや紙の知識を習得し、12年間の歳月がたった頃、入社してきたグラフィックデザイナーとの出会いを期に独立。現在、デザイン会社おぶせと代表
好きな食べ物は、赤飯と餅