長野市でデザインをしている、おぶせとの大内です。
おぶせとは、小布施町と長野市に活動拠点があります。
私も大好きな小布施町の魅力を最新情報(2023年時点)も含めながらご紹介いたします。
観光や移住でも人気の高い小布施町。
4月中旬は、八重桜と菜の花が見頃を迎え、
花の街でもある小布施の魅力が格別に味わえる季節でもあります。
昨年(2022年)は、工事中だった小布施橋沿いの土手もキレイに整備され、車での移動がしやすくなりました。
小布施橋を渡った土手周辺に20台ほど駐車スペースが新設!
今までは、無料駐車場が少し離れた場所(ハイウェイオアシス周辺など)だったため、ちょっと大変でしたよね。
ふらっと行ける手軽さが加わり、より一層賑わう予感がします!
そして、小布施に行った際に必ず立ち寄るお店があります。
ご存知の方も多く、県内外のファンが愛するアノお店。
そう「パティスリーロント」さんです。
私のロント歴は長く、お歳暮や大切な方への贈り物に使わせていただいています。
ご褒美的なお店です。
フルーツが色鮮やかな美しいケーキも良いですが、
やはりロントでは、照り照りと茶色に輝く、こんがりと焼かれた焼き菓子がオススメです。
焼き菓子でしか味わえない
香ばしさ、ほろ苦さ、サクッとか、モチっとか、バリエーション豊かな食感に
バター、バニラ、卵、ラム酒が奏でる芳醇な香りが重なる絶品を体感していただきたいです!
ロントの焼き菓子の魅力は、一言で表現できない豊富な味わいにあります。
カヌレは、一般的にはラム酒と卵と砂糖の焦げたカラメルの美味しさと外カリ中モチの食感が特徴的なお菓子です。
ロントのカヌレは、一口かじるとラム酒が香り、口の中でバニラが香り、中のもちもち部分に卵のコクがあり、底の焦げたカラメルのほろ苦さの中にバターも感じる、食べれば食べるほど感じるアイテムが増え、最後には形容詞で爆発してしまいそうなぐらい幸せな気持ちにさせてくれるお菓子です。
食感も楽しく、カリカリ、パリパリ、もちもち、ぶにゅもち、ゴリゴリ、一つの小さな塊の中に幾つものリズムがあります。
そのため、ゆっくり味わって食べようと思っても、あっと言う間に終わってしまい約1分間で300円消滅する恐ろしさも体験できます。ゴディバもそんな感じですね。
そしてこれは、私だけかもしれませんが、ロントの香りがするんです。
厨房に入ったことがないのでわかりませんが、
丁寧に使い込まれた焼き型の火加減の香りというか空気というか、長年そこで使われ焼かれてきた道具が醸す美味しさみたいなものを感じるのです。
他にはない、うっとりする美味しい香り。
心を惹きつける芳しい香り。
注※カフェスペースから見える厨房は、とても清潔です!もちろん毎回丁寧に洗い、清潔にされていると思います!
長年通っているパン屋さんがあるのですが、
そこも、他にはない美味しい香りがするんです。
鼻が効く人限定になってしまうかもしれませんが
名店には、そのお店ならではの「香り」が存在するのかもしれません。
もちろん、味が抜群に美味しいのでご安心ください!
今回も茶色いラインナップ
・カヌレ 300円
・クイニーアマン 250円
・サバラン(旧名:ババオロム) 500円
・ランゴー 450円
(2023年4月時点の価格)
この照り照りと輝く光沢感!たまりませーん。
サバランは、イースト生地にたっぷりとラム酒がひたひたに染み込んだ大人な味わい。
濃度の高い生クリームと一緒に食べたらメロメロです。
中には、バニラビーンズが香るカスタードも入ったシンプルなのに贅沢な一品。
ランゴーは、こっくりとしたマシュマロのようなメレンゲの中に具沢山フルーツが入った、びっくり箱みたいなケーキ。
上部のキャラメリゼと炙られた表面からほろ苦い香ばしさを感じ、下で支えるサクッとしたパイ生地の塩っけがまた一味効かせてくれます。
クイニーアマンは、本当は誰にも教えたくない逸品。
繊細なパイ生地の重なりにじっとりと絡みつくキャラメリゼ。サクッねちッとした不思議な食感。
焦げた砂糖の濃密なキャラメリゼは、シナモンがふんわり香り鼻孔をくすぐります。
シナモン苦手な人でも絶対好きになります!
カフェスペースもあり、オブセ牛乳を使ったアイスクリーム(350円)も食べられます。
今の季節は、ストロベリーとエスプレッソの2種類です。
夏は「かき氷」が登場するので、また行きたいと思います!